片野鴨池と村田安太郎
- 加賀市片野鴨池坂網猟保存会 編
- 藩政時代から、片野鴨池は野生生物保護区として捕獲を制限してきたため、生物にとっては楽園であり、そこに住む人にとっては大切な猟場となっていた。第二次世界大戦直後、米国の軍人が猟銃を使って鴨を乱獲する事件が起きた。このままでは鴨がおびえて飛来せず、池での猟ができなくなってしまう…。存続の危機となった鴨池と伝統の坂網猟を守るため、村田安太郎は銃猟の停止を求めてGHQへの直訴に立ち上がった。小さな池に思いを懸けた、男の物語。
- 郷土の人物(明治以後、政治家も含む)
- 新書判 132P 08/11 978-4-8330-1657-5
- 送料 300円