加賀藩御算用者 猪山直之日記
- 石崎建治著
- 著者が古書店で手に入れた加賀藩士、猪山直之の「日記」を手にして以来、研究、翻訳してきた内容を全5章にまとめた。本書は主に「日記」から御算用者(会計専門の武士)の暮らしぶりを紹介している。
家計再建の手法など、猪山家のやりくりのエピソードを盛り込んだほか、直之が、藩の別の部署からクレームを受けて処分を受けたり、藩主のそばで働くことによるストレスからか、顔にできものができて欠勤したりするなど、直之の新たな一面を浮かび上がらせた。
- 郷土の人物(江戸時代以前、政治家も含む)
- 新書判 304P 10/10 978-4-8330-1771-8
- 送料 300円