金沢の工芸土壌 加賀藩御細工所の潮流
- 小松喨一 著
- 著者が金沢美術工芸大学教授時代から約60年にわたり工芸に携わってきた蓄積をもとに、日本屈指の工芸都市金沢を築く源流となった藩政期の御細工所から現代までの郷土の工芸史を分かりやすく解説している。
9章からなり、武力から文化へ方向転換した加賀藩の文治政策の中で、工芸が茶道や能楽とどのように結び付き発展してきたかを、拠点となった御細工所の役割とともにひもといている。
- 郷土の芸術(文学を除く芸術、美術・絵画・彫刻など、豪華本・焼き物なども含む)
- A5判 148P 12/08 978-4-8330-1890-6
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