金沢の気骨
- 山出保 著
- 前金沢市長の著者が、市長として情熱を傾けたまちづくりの記録をまとめた。20年間にわたる市長在任中の業績の中から、城下町の個性である歴史と文化を生かした施策に焦点を当てている。
批判に耐えながら金沢21世紀美術館をつくり、城下町の景観と伝統を守ってきた足跡は、昔と今が同居する金沢の個性が磨かれた背景を教えている。地方分権を目指し、全国市長会長として小泉内閣と交わした丁々発止のやりとりや、旧町名の復活に取り組んだ経緯からは、金沢の風格にこだわる気概がにじみ出る。
好評につき、4刷した。
- 社会・産業・経済(地域の経済・政治、今現在の社会・産業)
- 四六判 312P 13/04 978-4-8330-1935-4
- 送料 300円