すぐそこにある遭難事故 奥多摩山岳救助隊員からの警鐘
- 金 邦夫
- かつて山の遭難といえば、北アルプスなど高峻な山岳での主に若者や壮年層によるものであったが、昨今の中高年登山ブームのなかで近郊のハイキングコースでも頻発するようになり、いまでは50歳以上の遭難者が全体の60㌫強を占めるまでになっている。著者の金 邦夫氏は、東京都の最高峰雲取山を抱え首都圏の登山愛好者に人気の高い奥多摩の山々を管轄する警視庁青梅警察署山岳救助隊副隊長として長く遭難救助活動に従事し、主に中高年登山者によるさまざまな遭難の実態を見てきた。実際に現場に行って検分したそれらの遭難の模様と教訓を紹介。
- 教育・スポーツ
- 四六判 264 15/05 978-4-8083-1002-8
- 本体価格 1400円+税