満姫 広島藩を支えた加賀御前
- 野村昭子 著
- 加賀藩3代藩主前田利常と珠姫の間に生まれた三女の生涯をつづった。
著者は20年前に広島市で講演したのをきっかけに、広島藩浅野家に17歳で嫁ぎ「加賀御前」と呼ばれていた満姫についてまとめる構想を温めてきた。
満姫は広島城下で洪水が発生すると復興費用を加賀藩から引き出すなど、浅野家や前田家の間を取り持っており、本書では82歳で亡くなるまで一族の繁栄を願い続けた歩みを振り返っている。
- 郷土の人物(江戸時代以前、政治家も含む)
- 四六判 176P 13/06 978-4-8330-1941-5
- 本体価格 1400円+税 送料 310円