おはようおじさんごくろうさん
- むらかみ ますみ 写真・文
- 石川県の穴水町で30年間毎朝、登校児にあいさつ運動を続けた坂下たまきさん(90)の姿を紹介する。
坂下さんは同町の元収入役で各種地域活動に取り組む町では知られた存在。90歳の今も自転車に乗って町を巡るかくしゃくぶりだ。
本書は雨の日も風の日も雪の日も学校近くの歩道で「おはよう」と声をかけ、安全を見守り続けた児童らとの心の交流がつづられている。長年、子どもたちと接してきた村上さんが優しいまなざしで坂下さんの様子をとらえた写真に、ほほ笑ましい文章を添えて物語ふうに仕立てている。
- 教育・スポーツ
- AB変形判 24P 13/11 978-4-8330-1959-0
- 本体価格 1200円+税 送料 310円