軍艦発機丸と加賀藩の俊傑たち
- 徳田寿秋 著
- 加賀藩最初の蒸気機関を備えた軍艦の航海と乗組員たちの活躍を描きました。1864(文久4)年に発機丸が海路上洛(じょうらく)した将軍徳川家茂(いえもち)の随行船団として品川・兵庫間を往復した航海を中心に、乗組員が奮闘して任務を遂行する姿を史料に基づいて記しています。蒸気機関という当時の先端技術を備えた船に乗り組んだ佐野鼎(かなえ)や岡田雄次郎ら7人の加賀藩士がその後、教育や医療、政治、産業各方面で明治国家建設に尽力していく経緯も描かれています。
- 郷土の人物(江戸時代以前、政治家も含む)
- 四六判 284P 15/05 978-4-8330-2029-9
- 本体価格 1800円+税 送料 310円