津波もがんも笑いで越えて いのちの落語家が追った3.11
- 樋口 強
- いのちの落語家・樋口強が挑んだのは「津波とがん」。ともに自らがんを患い、二〇一一年三月十一日の東日本大震災の津波で大切なものをたくさん失くした二人の女性との、三年にわたる交流から誕生した。「津波とがん」に負けなかった二人に共通するキーワード、それが「笑い」だった。本書では、二人をモデルとした創作落語『いのちの落語――あの日を忘れない』を紙上で独演する。そしてそれぞれの再生の道すじを追うことで、輝いて生きるためのヒントが見つかる。
『いのちの落語―あの日を忘れない』ライブ録音CD付。
- その他
- 四六判 208 16/02 978-4-8083-1008-0
- 本体価格 1500円+税