ゴールへ駆けたガキ大将 女子マラソンに賭けた夢
- 小出義雄
- 有森裕子、鈴木博美、そして高橋尚子……日本女子マラソン史に燦然と輝くメダリストたちを育てたのは、かけっこが大好きで、いたずらも大好きな“非常識”な元ガキ大将だった。子どものころから足が速く、工夫を凝らしながら走り続けた経験をもとに、高校陸上部、実業団での指導で実績をあげた。厳しくも温かいその指導の根っこは恩師、友人、家族、そして教え子たちとのエピソードから垣間見えてくる。「指導者はかくあるべき」という持論も、自身の失敗を踏まえて展開。新たな金メダルを目指して、ガキ大将のかけっこ人生はまだ続く。
- 教育・スポーツ
- 四六判 192 16/02 978-4-8083-1009-7
- 本体価格 1500円+税