本邦初の洋食屋 自由亭と草野丈吉
- 永松実
- 幕末から明治にかけて、日本における西洋料理のパイオニアとして活躍した草野丈吉(長崎出身)。長崎で最初の店を開き、その後大阪、京都、神戸で外国人ホテルを併設した「JEUTEI」(自由亭)を開店し、人気を集めました。
本書は、丈吉の歴史を絡ませながら、南蛮人の来航と肉食文化の広がり、幕末の長崎の食事情、居留地の洋食事情といった日本西洋料理の黎明期の記録を、さまざまな文献を基にまとめた研究書です。
- その他
- 菊判 272 16/06 978-4-8167-0920-3
- 本体価格 2700円+税