震災のうた 1800日の心もよう
- 河北新報社編集局編
- 河北新報の「河北歌壇」に寄せられた東日本大震災を詠んだ短歌650首をまとめました。最初の年は肉親などを失った悲しみと慟哭、2年目はがれきや焼け落ちた家のこと。3年目になると仮設住宅の暮らしや学校の運動会などが登場します。
「ことばを静かに短歌の定型にのせることにより、かえって心に迫ってくる」選者はこう評しています。未曾有の災害を後世へと伝え、人間の魂の記録として読み継がれることを願ってやみません。
- 郷土の文学(小説・詩歌、それに関する評論なども含む)
- 四六判 192P 16/08 978-4-87341-350-1
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