原子雲のかなた 新しい出会いと繋がり
- 徳永徹
- 終戦当時17歳だった著者が故郷・長崎で目の当たりにした友人の死、原子爆弾の恐ろしさを書き残すとともに、戦後70余年を経て繋がった旧友の遺族と不思議な出会い、戦争の悲惨さを後世に伝えようとする若者たちとの交流などについて克明につづるドキュメンタリー。核をめぐる世界情勢が混迷する中、戦争と平和について問い掛けます。
著者は、国立予防衛生研究所(現・国立感染症研究所)所長を務めた後、福岡女学院の院長・理事長、看護大学学長などを歴任した医学博士(90歳、福岡県在住)。
- その他
- 四六判 248 18/02 978-4-8167-0949-4
- 本体価格 1500円+税