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朱欒 

  • 座朱欒プロジェクト
  •  後年、映画監督として名を成す伊丹万作、人間探求派の俳人・中村草田男、洋画家・重松鶴之助――松山出身の名立たる面々が、まだ理想と現実の狭間でもがき苦しむ若者であった頃、仲間とともに始めた同人誌『朱欒』。原稿用紙に万年筆で手書きされた小説や一編の詩、俳句、工夫を凝らした表紙やイラスト、そして製本まですべて手作りの全9冊を、回覧し批評しあった。そこには“表現”を模索する姿が生き生きと記録されている。約90年の眠りから覚め、出版化という形で甦った本書『朱欒』が、当時の熱き叫びをそのままに伝える。
  • 郷土の文学(小説・詩歌、それに関する評論なども含む)
  • B5判 392ページ 17/09   978-4-86087-133-8
  • 本体価格 5000円+税   送料無料
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