空白の美術史 -植民地下「朝鮮」で見る創作版画-
- 辻 千春
- 西欧の美術との接触を契機に、明治末期の日本で興った創作版画は、植民統治下の「朝鮮」でどのように展開したのか。著者は当時の現地の新聞記事をはじめとする史料を渉猟し、日本人と朝鮮人双方の活動をつまびらかにするとともに、両者のかかわりや交流にも目を向けた。日韓の近代時美術史の空白を埋める論考をまとめた労作。
- 郷土の芸術(文学を除く芸術、美術・絵画・彫刻など、豪華本・焼き物なども含む)
- A5 212 20/03 978-4-8062-0761-0
- 本体価格 3000円+税