力石徹のモデルになった男 天才空手家 山崎照朝
- 森合正範
- 「ジョーにライバルができた。力石っていうんだ。おまえがモデルだ」。梶原一騎にそう告げられてから50年以上。「あしたのジョー」の力石徹のモデルになり、梶原から寵愛され、大山倍達の空手を体現し、一時期「キックの鬼」沢村忠と並び称された天才空手家・山崎照朝は、極真の第1回全日本選手権大会で初代チャンピオンとなり、引退後はクラッシュ・ギャルズらを指導した。 本人の証言とともに、30人を超える周辺取材で初めて明かされる真実の数々。独特の勝負哲学を持ち、己の信じる強さだけを追い求めてきた孤高の空手家の半生を描く。
- 教育・スポーツ
- 四六判 304 20/08 978-4-8083-1046-2
- 本体価格 1500円+税