ヒントはいつも出会いの中に 料亭女将の半生
- 森田桂子
- 「しら河別邸 日本料理大森」が73年の料亭としての歴史に幕を閉じた。森田家へ嫁いでから47年間女将を務めた著者。
お座敷での名物、月替わりの「口上」や20年続けた厄払い行事の仮装「節分お化け」など、岐路ともいうべき重要な場面でヒントを指し示してくれたのは、ご縁で導かれたお客様だった。
店を閉めるという苦渋の決断から「わたしにできる最後の仕事はなにか」と自問自答した結果、「料亭大森」と出会ってくださったすべてのお客様、従業員、家族への感謝の気持ちを大きな軸に、女将の半生を思いのまま書き綴る!
- 郷土の人物(明治以後、政治家も含む)
- A5 160 21/05 9784806207788
- 本体価格 1400円+税